データ活用

流通現場のDXを促進する高精度のOCRソフト

リコージャパン
DynaEye 11 Entry AI-OCR

掲載日:2025/07/15

流通現場のDXを促進する高精度のOCRソフト

伝票や注文書などのデジタル化による業務管理の効率化は、流通業界の急務だ。リコーの『DynaEye 11 Entry AI-OCR』は、このニーズに応えてくれるOCRソフトである。最新版では、ドットプリンターやFAXなどによる不明瞭な印字も高精度に認識することが可能に。また、生成AI連携機能を新たにオプションとして用意することで、複雑な明細項目にも対応している。

帳票を正確・高速・安全に電子化

『DynaEye 11 Entry AI-OCR』は、大量の帳票を正確かつ高速、そして安全にデータ化してくれるOCRソフトだ。文字認識精度は99.2%。手書きの文字やチェックマーク、バーコードなど幅広い文字種を正確に読み取ってくれる。

確認作業を効率化できる、ベリファイOCR機能も搭載。これは二つの異なるOCRエンジンを使い、認識結果を自動で突き合わせてくれるというものだ。作業者は認識結果が一致しない項目のみ目視で確認するだけで済むため、作業負担を軽減できる。

メーカーでの標準アプリケーションで活字帳票を用いて検証した結果によると、データ入力作業時間をトータルで79%も短縮。これは時間的にも労力的にも、かなり負担が減るのではないだろうか。

オンプレミスゆえのセキュリティ性も確保。処理はインストールしたPC内で完結するため、個人情報の取り扱いなど高いセキュリティが求められる業務でも、安心して利用できる。

AIの活用で精度を向上

今回の最新版では、さらなる読み取り精度の向上も実現している。

AIを活用したエンジンを強化し、カスレや薄い印字など、低品質な原稿でも高精度な認識が可能になった。このため、ドットプリンターで印字された伝票やFAXの注文書など、従来は読み取りが難しかった罫線との接触や特殊フォントを含む帳票も、正確にデータ化することができる。

より高精度の読み取りを実現する有料オプションである「生成AI連携」も新たに実装。項目名が複数行にまたがるケースや、一行に複数の情報が混在しているケースなど、請求書や注文書の複雑な迷彩項目にも対応できる。

出力ファイルのカスタマイズを可能にする「出力データ変換」機能も新たに搭載。認識結果を任意の値へ置換したり、出力ファイル名をカスタマイズしたり、案件ごとにファイル出力を整理したりなど、出力形式を後続システムに最適化できる。

流通業界の課題である「帳票の電子化」を促進できる製品として、ぜひおすすめいただきたい。

プラン・機能

製品名 DynaEye 11 Entry AI-OCR
プラン名 スモールスタートにオススメ!
スタンダードLiteプラン
繁忙期の処理枚数増加や業務の適用拡大も安心!
使い放題プラン
DynaEye 11 Entry Lite AI-OCR※1 DynaEye 11 Entry AI-OCR
初年度(初期ライセンス)※2※3 型名:ST-7575C1
※価格はお問い合わせください
型名:ST-7562C1
※価格はお問い合わせください
2年目以降
(継続ライセンス)
型名:ST-7575C2
※価格はお問い合わせください
型名:ST-7562C2
※価格はお問い合わせください
処理量の上限 6,000ページ/年 制限なし
OCR
活字
固定ピッチ手書き文字
手書きマーク
バーコード/QRコード
AI-OCR
フリーピッチ手書き文字
ベリファイOCR
2つのOCRエンジンにより
確認修正を効率化※4
サポートサービス
E-mailでのアンサーサービス

※1  初期ライセンス / 継続ライセンスは、1年間の使用権とサポートサービスを含んだライセンスです。初期ライセンスには、「サポートサービスご利用の手引き」が添付されます。製品購入とともにサポート登録申請の提出が必要です。2年目以降は継続ライセンスの購入と再アクティベーションが必要です。前年のライセンス認証の有効期限を過ぎた場合、31日後に利用不可となります。

※2 1年間の処理量が上限6,000ページに達しなかった場合でも、翌年に残数の持ち越しはできません。1年以内に上限に達した場合、継続ライセンスを購入しアクティベーションすることで、再度上限が6,000ページとなり、引き続き利用可能です(サポート期間は再アクティベーションから1年間)。再アクティベーションせずに上限を超えて使用を継続した場合、+500ページまでは利用可能ですが、6,000ページを超えて利用した分は継続ライセンスのアクティベーション時に差し引かれます。読取可能数が500ページ以下になると起動時にメッセージが表示されるので、継続ライセンスのご購入をご検討のうえ、メーカーまたはご購入元の担当営業にお問い合わせください。

※3 インストーラは、Webサイトから評価版をダウンロードするか、「メディアパック」を購入する必要があります。Webサイトから評価版をダウンロードする場合は、「メディアパック」を購入する必要はありません。インストール後にライセンス認証が必要です。端末がオフライン環境の場合、インターネット接続可能な別端末が必要です。

※4 詳しくは https://www.pfu.ricoh.com/dynaeye/product/dynaeye11/entry/standard-app.html#standard-app_05 にてご確認ください。

※ 詳細、オプション等についてはメーカーサイトにてご確認ください。