Moxaの『SDS-G3010-2GTXSFP』は10ポート全てがギガビットに対応した、スマートイーサネットスイッチだ。

EtherNet/IP、PROFINET、Modbus TCPの産業用プロトコルをサポートしているので、オートメーションHMI/SCADAシステムからの制御と監視が可能になり、高い運用パフォーマンスと柔軟性のあるシステムを実現できる。

ABC-02-USB（自動バックアップコンフィギュレーター）もサポートしているので、システム構成のバックアップ／リストアとファームウェアのアップグレードを迅速に実行でき、運用の負担を軽減できる。

また、産業用ネットワークのマネージメントツールであるMXstudioをサポートし、IEEE 802.1Q VLANにも準拠しているので、効率的にネットワークを構築・運用することが可能だ。

さらに採用されているウェブGUIは、日本語に加えて英語、繁体字中国語、簡体字中国語、ドイツ語、フランス語に対応したマルチ言語対応なので、技術者が日本語話者でない場合でも、操作や管理が可能だ。

人手不足を補うために外国人労働者を採用する場合には言語が障害になる場合があるが、本製品ではその心配はない。

近年、オフィス以外でも不正アクセスなどの被害が増加している。その標的の一つになっているのが、サプライチェーンにつながる製造ラインなどのネットワークだ。その点、『SDS-G3010-2GTXSFP』であれば、セキュリティについても安心だ。

未使用ポートロック、最新のネットワーク監視プロトコルSNMPv3への対応、セキュリティが強化された通信プロトコルHTTPSによって、ネットワークセキュリティ機能が強化されている。

また、パケットを監視・分析するポートミラーリングにより、オンラインデバッグと監視を行える。

さらにローカルログとインベントリファイルのエクスポート機能により、容易にインベントリ管理を行うことが可能だ。

分野を問わず必須の取り組みとなっているDX・オートメーション化を実現するツールの一つとして、本製品をおすすめしていただきたい。